アンセスターズ人類の旅から学んだこと

2021年03月21日

プレステのゲーム「アンセスターズ:人類の旅」(Ancestors: The Humankind Odyssey)が好きで一時期よくやってたので、そこから学ぶことができたことを書きます。

このゲームは道具の使い方をプレイヤーが発見する過程がゲームの要素として重要で、この記事にはそのあたりのネタバレが含まれるので、これからプレイする予定の方は注意。

アンセスターズはどんなゲーム?

1000万年前の人類の祖先からスタートして、ジャングルやサバンナでのサバイバルを生き抜いて進化を繰り返し、200万年前のホモ・エルガステルまで進化するとクリア。 原始時代800万年の人類の歴史を体験するアクションゲームです。

アサシンクリードのクリエイターが作ってるそうで、ソーシャルステルス要素はないけど、フリーラン要素は確かにアサクリっぽい。 たしかアサシンクリード3で木登りとか狩りが実装されましたけど、そこだけひたすら遊べる感じのお散歩ゲームがアンセスターズです。

ここから先、僕がこのゲームから学んだことまとめ

人類も銀河の一員だということ

原始人は小屋を建てたりしないで野ざらしで生活してるので、昼も夜もずっと空が見えてます。 晴れた日の夜空が特に綺麗で、満天の星空、鉄サビのような天の川銀河が東から昇って西に沈んでいきます。 ジャングルで一番の巨木に登りながら夜空を見ていると、自分がゆっくりと銀河に向かって落下していくような感覚。

探索しているとたまに隕石が落ちてくるイベントが発生します。 隕石っていっても片手で持てるくらいの大きさの石ころなんですけど。 空から燃えながら石が降ってきてジャングルやサバンナに落下し、落下地点からはしばらくもうもうと黒い煙が上がるので、これを拾いに行くと遺伝子が突然変異するんですよね。 なんかどうも「隕石から放射線が出ていて、これを浴びると遺伝子が変異する」という設定っぽいです。

「宇宙から地上に常になにか降り注いでいて、これを受けて生物が進化している」的なメッセージが随所に散りばめられてる感じがしてクールです。

木登りはすごいということ

プレイヤーは大型霊長類なので木登りを得意とする樹上生活者なんですけど、ジャングルや森林において木に登れるっていう性質はだいぶ有利です。 マカイロドゥス(サーベルタイガー)に遭遇しても木に登ればやり過ごせるし、急峻な崖も木を使えば移動できるし。

100メートルくらいある巨木に登るとサウンドの効果が変わって、遠くの滝の音、木々の幹がきしむ音、鳥達の鳴き声などがすべて自分の足元から聞こえてきます。 樹上生活者として世界の頂点に立っているという感じ。 霊長類の誇りを思い出します。

サバンナは過酷だということ

このゲームのマップは地続きの広大な1枚マップで、エリアがいくつかに分かれてます。 普通にプレイすると出発地点から順に「ジャングル→森林→サバンナ→砂漠→海」みたいな流れで移動します。 (クリア条件は800万年分進化することなのでエリア移動は必須ではないですけど。)

サバンナはバオバブの木がぽつぽつと生えてる以外は登れる木が全然なくて、サイやゾウといった地上最強の巨獣が闊歩する世界。 ここでは樹上生活者としてのスキルは使えず、代わりに「持久力をいかした直立二足歩行走り」とか「動物の群れを感知するために視覚と聴覚を鍛えること」とかが重要になってきます。 このあたりから人類は他の大型霊長類とは異質な存在になってる感じします。

海も過酷だということ

サバンナの隣が砂漠(渓谷)。 セグロジャッカルが徘徊する、飲み水がない寒冷なエリア。 長居できる場所ではないので鍛えた持久力で駆け抜けると、その先が海。

このゲームの海ってまったくトロピカルな場所ではなくて、砂漠の隣に、長いこと大地を旅した水の巨大な水たまりがある死の世界みたいな雰囲気なんですよ。 海水を飲むと毒状態になります。 波打ち際の二枚貝を拾って食べたり、海藻を拾って食べるくらいしかすることがないです。

ココナッツが生えてるトロピカルゾーンが一箇所だけあるのでそこでココナツジュースを飲んでると、恐竜みたいな顔した歯がギザギザの中新世ペリカンに襲われます。 このペリカンを倒して食べるのがたぶん海エリア最大のレジャー。

海まで旅してきたあとで「やっぱりジャングルがよかった、ジャングルに帰ろう…」と思って氏族開始の地であるジャングルの「隠れた滝のオアシス」を目指し始めるプレイヤーは多い気がします。

なお船とかは作れないです。 火とかも使えません。

火を使い始めたのは最近だということ

Wikipedia 初期のヒト属による火の利用 によると「12万5千年前の遺跡から人類が日常的に火を使っていた証拠が見つかっている」という感じみたいです。

このゲームで進化できるのは200万年前までで、プレイヤーキャラクターとして使える最も進化した姿が「アウストラロピテクス・アファレンシス」ですからね。 火みたいな最新技術なんてまったく関係ないです。

このゲームに登場する最も高度な道具は「木の棒の先っちょを石でガンガン叩いて尖らせたやつ」です。 アウストラロピテクスの槍の一撃は、たまにゾウですら一撃で倒す! さすが人類、強いですね。


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