シドニアの騎士:ガウナはどこから来るのか

2021年03月19日

シドニアの騎士に登場するガウナ(奇居子)の正体と目的に関する考察です。 人類が光速を超える素粒子を扱うと、観測可能な宇宙の外側からガウナのような存在を無数に呼び寄せる可能性があるみたいな話。

シドニアの騎士本編に関するネタバレ・内容バレを含むので、まだ読んでない方はご注意ください。

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シドニア世界の歴史年表は次のようになっています。

  • 2109年: 太陽系外宙域で人類がガウナと初遭遇
  • 2371年: 衆合船が地球に襲来
  • 同時期に人類がヘイグス粒子の実用化
  • 2384年: 播種船シドニア出航
  • 2691年: 播種船アポシムズと通信断絶
  • 3394年: 谷風長道が地上に出てくる(第1話)

第1話の約1000年前に地球が滅びていて、他の播種船とも全て生き別れてしまい、シドニアの観測範囲ではシドニア住人だけが人類の全て。 みたいな世界観ですね。

作中の描写から、人類がヘイグス粒子を使った装置を使うとガウナに攻撃されるのは事実です。 なので「ガウナによって地球が滅ぼされる前に運良くヘイグス粒子の実用化に成功した」のではなく、「人類がヘイグス粒子の実用化に向けて色々やってたからガウナが出現して地球が滅亡した」ということになります。 なんてことだ…。

2109年に人類が遭遇したガウナについては、この時期に人類がヘイグス粒子に関係するなにか初期的な実験を開始していて、その影響でガウナが太陽系近辺に出現したものだと思われます。

ガウナがなぜ人類を攻撃してくるのかは分かりませんが、あれだけ人類と戦闘を繰り広げながら、どうも人類への敵意は無いっぽいというのが特徴的です。 ヘイグス粒子を扱うような知的生命体と対話をしようとしているのか。 ヘイグス粒子を略奪するという一種の捕食なのか。 あるいは単純にヘイグス粒子の密度の高い場所に集まるような走性があるのか…。

物理学の基本に従って「人類がヘイグス粒子を使い始めたという情報は光速以下の速度でしか伝播しない」と考えるのであれば、人類がヘイグス粒子を使い始めてから数年〜数百年の間に地球にやってきたガウナは、元から地球の数光年〜数百光年以内に存在していた個体ということになりますが、ガウナはあまりに異質なので、もっと遠くからやってきてるような気がしますね。

ちなみに天の川銀河の直径が10万光年、隣のアンドロメダ銀河までの距離が250万光年です。

これは予想なのですが、ヘイグス粒子を人工的に利用したときに、光速を超える速さの「余波」が発生しているのではないかと思います。 もしそうだとするならヘイグス粒子を使うと、この宇宙の遠い銀河だけではなく「観測可能な宇宙の外側」や「ブラックホールの内部」といった場所にまで一瞬で人類が存在しているという情報が知れ渡ってしまう可能性があります。 そして「宇宙の外側の存在」のうち、光速を超える移動手段を持っていて、かつ人類にコンタクトする動機を持った一部の者達が地球近辺にワープしてくる…。

現実世界でも光速を超える素粒子として「タキオン」とかが研究されてると聞きますが、人類がもし光速を超える素粒子に文明が存在する痕跡を残して宇宙に放出すると、ガウナみたいな存在を無数に呼び寄せる可能性はあります。


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