チェンソーマン最終巻 考察

2021年03月11日

チェンソーマン11巻を読みました! ついに完結しましたね。 1巻からずっと読んでて、チェンソーマンが出る合間にファイアパンチも全巻読んだくらい好きだったので、最終巻も感動しました。

以下、ネタバレ・内容バレあるのでまだ読んでない人はご注意ください。

マキマを倒せた理由

この世界では日本の内閣総理大臣が支配の悪魔であるマキマと契約していて、契約内容の一部に「マキマへの攻撃は適当な日本国民の病気や事故に変換される」というものがあります(10巻84話)。

なので普通に攻撃すると、1.2億回(日本人の人口)くらいマキマを倒さないと倒せないんですけど、11巻では次の方法でマキマを倒すことができました。

  • (1) マキマを無力化する
  • (2) 細かく肉片に分けて保管する
  • (3) その肉片をデンジが全部食べる

この(3)だけが「攻撃じゃなくて愛情表現だから」みたいなロジックで日本国民に転嫁されず、マキマを倒すに至ったという流れでした。

攻撃じゃなければダメージが貫通するのであれば、偶発的な事故とかでも死ぬことはあるはずですけど、このパターンは契約でダメージ転嫁することになってそうな気はしますね。 予想なんですけど「故意だけど攻撃じゃない行動」でダメージを負った時に転嫁されないじゃないかな〜。 例えば「ピアスの穴をあける」とか、「狭い穴を通るために腕を落とす」みたいな行為が一瞬で回復してたら不便なので、意図的にそこだけ転嫁されないようにしていた説。

なお(1)と(2)はふつーに攻撃として日本国民にダメージが転嫁されるようです。 (2)については具体的な描写がないんですけど、第96話で岸辺先生が「こう話している間にも罪のない人々が犠牲になっている」「生きていたらまた来る」といっているあたりから読み取れます。

冷蔵庫に肉片を入れているだけだとくっついて再生するので、タッパを輪ゴムで厳重にグルグル巻きにして保管してる描写はあって、この肉片を分離して保管するっていう攻撃がどれくらいのペースで日本国民に転嫁されるかは不明なんですけど、仮に1秒に1人犠牲になるとすれば、一日で86400人、一週間で60万人、一ヶ月で260万人くらい犠牲になると見積もれます。

デンジが肉片を食べ終わるまでの所要期間は一週間〜一ヶ月くらいなので、ざっくり100万人ほど犠牲になったものと思われます。 日本国民が1.2億人いるので、およそ1%の確率で死ぬ計算ですね。 岸辺先生の「生きていたらまた来る」というのはそういう意味のようです。

「支配」という概念が消滅しない理由

チェンソーの悪魔の特殊能力として「チェンソーマンが食べた悪魔はその名前の存在がこの世から消えてしまう」というのがあります(10巻84話)。

今回、デンジがマキマを食べたことによって「支配」の概念が消滅するんじゃないかと思いましたけど、その後に支配の悪魔の別個体であるナユタが出現してるので、「支配」の概念は消滅してなくて、チェンソーの悪魔の特殊能力は発動しなかったようです。

(ちなみに悪魔が現世で死ぬと地獄に転生し、地獄で死ぬと現世に転生するシステムで、ナユタは中国で発見されたことから現世に転生した個体だと思うので、マキマとナユタの間に支配の悪魔は1回以上死んでそう。)

なんで概念消滅の効果が発生しないのかははっきりとは分からないですけど、10巻87話で「チェンソーマンに食べられて概念は消滅したけど、存在自体はなぜか残っている、人でも悪魔でも魔人でもない者達」という記述があるので、食べたときの概念消滅の効果の強弱はチェンソーマンのさじ加減で調節できる可能性が高いです。

デンジはマキマのことが好きだし、たぶんポチタもマキマのことが好きなので、食べるには食べたけど、概念消滅の特殊能力をどっちも発動しなかったってことなんだろうと思われます。

ポチタはマキマのことが好き?

ポチタがマキマのことを好きだと思われる箇所は何箇所かあります。

  • 11巻89話でマキマが「今まで貴方に26回殺されたけどなぜ私を食べないのですか?」というシーン
  • 11巻最終話でポチタが「支配の悪魔の夢も叶えてあげてほしい」というシーン

ちなみに89話以前の作中でチェンソーマンがマキマを倒すのは10巻での2回だけなので、ポチタがデンジと出会う前に、チェンソーの悪魔(たぶんポチタと同一個体)がマキマを24回倒してることになります。

チェンソーの悪魔が倒した悪魔を食べて消滅させることなく、転生させるのはよくあることっぽいんですけど(7巻53話)、マキマが24回倒されたというのは「チェンソーの悪魔がマキマという個体を無力化したのに、食べることもトドメを刺すこともなく逃げ延びるのを見逃した」ということが24回もあったということなので、なんかマキマには優しいんですよね。

マキマがチェンソーマンのことを好きだから、(チェンソーマンの中身であったところの)ポチタもマキマのことが好きになったんじゃないかって気はしますね。 「俺は俺の事を好きな人が好きだ」という関係がマキマとポチタの間にもあるんじゃないかと思われます。

「支配の悪魔の夢を叶えてあげてほしい」あたりのセリフから、もしかするとマキマが知らないだけで、ポチタと支配の悪魔(マキマより前の個体)との間に親しい関係があったのかもしれないですけど、このあたりは想像の域を出ないです。


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