ダンジョン飯10巻 考察

2021年02月13日

ダンジョン飯10巻を読んだのでその感想と考察です。

10巻の表紙は狂乱の魔術師シスル、一所懸命に魔術を使ってる感じで描かれてて人間らしさがあります。 手に持ってる杖っぽいのがよく見ると菜箸だけど!

シスルはわりと最近まで「冷酷非道なイカれたダークエルフ」ってイメージだったんですけど、8巻でカナリヤ隊にボコられたり、9巻で迷宮の主を食い物にする悪魔のヤバさが明かされたりして、シスルも人間側の一人だって方向に物語がシフトしていってるのを感じますね〜。

以下、軽いネタバレ・内容バレあるのでまだ読んでない人はご注意ください。

第64話 ウサギ(1)

有翼の獅子は主人公(ライオス)に対して友好的に振る舞ってますけど、こいつが迷宮の核である悪魔なので一番よくない存在なんですよね。 2巻のケルピーの話のようにこの世界の魔物は友好的に見えていても状況が整えば容赦なく牙を向いてくる存在なので、翼獅子もぜんぜん信用できないです。

翼獅子は魔術師シスルに封印されて自由に動けず、悪魔の力を魔術師に使役され続ける立場。 しかしそうでもしない限り、翼獅子はシスルの欲望を食べて、次のダンジョンの主を探すはず。 このあたり、魔術師と悪魔の関係性としてリアリティがあります。

翼獅子の魔導書の表紙に書かれている「8」という番号がちょっと気になる。 タロットカードの大アルカナの8「力」のカードがライオンの絵柄なので、その数字かもしれないですね〜。 前巻に出てきたヤギの姿の悪魔も、タロットカード15「悪魔」の絵柄が山羊なので、タロットカードがモチーフっていうのはありそう。

第65話 ウサギ(2)

悪夢を通してマルシルの恐怖を見たという翼獅子。 第42話(コミックス6巻)「夢魔」の話をしてるようです。 本作の夢魔というと、いつのまにか枕に忍び込んでて悪夢を見せて感情を食らう地味な二枚貝ってくらいの印象だったんですけど、どうもダンジョンの主としてふさわしい欲望を持つ人間を探し出すための斥候として重要なポジションにあるっぽいですね。

マルシルの願いを聞いたときの翼獅子の嫌〜な感じの笑顔…。 他の冒険者たちが「ライオスがダンジョンの主になったらヤバイんじゃないか」って心配してる中で、翼獅子はマルシルを次の迷宮の主の有力候補と見てるっぽいですね。 シスルもミスルンもエルフなので、いまのところエルフがダンジョンの主に選ばやすい傾向があります。

第66話 カレー(1)

シスルの願いは「デルガルとずっと一緒に…」みたいな内容だったようです。 ミスルンの願いも「カナリヤ隊に入らなければあの人と一緒にいれたのに」的な内容なので、ダンジョンの核たる悪魔は「一緒にいたい」系の欲望が好きみたいです。 あるいは人の欲望の中で最も強いものが「一緒にいたい」系なのか。

首刈りうさぎカレーは、ご飯を4000グラムも使った巨大なカレー。 アップのコマがあるんですけど、お米粒の小さい感じとか、 ご飯部分のやたら凹凸が多い見慣れない感じが描写されていて、「これは巨大なカレーだわ」っていう説得力がありますね。 もしかしてこの絵を描くために、実際にこのサイズのカレーを作ったんじゃないかな。 おもしろい。

第68話 シスル(1)

回想シーン、翼獅子に「今後二度と国民が苦しまないように守りたい」と願うシスル。 これ系の話は本当に願ったとおりにしか叶わないので、二度と迷宮から出られなくなるのはあるあるですね。

シスルがダンジョンの主になる直前、病気で死にそうだったデルガル国王の息子の名前はエオディオ。 エオディオの息子(デルガルの孫)がヤアド。 ヤアドは7巻の黄金郷で登場して「不老不死の呪縛のによって千年ほど歳をとらずに生きてる」みたいなこと言ってました。 ただヤアドは迷宮内で生まれた子なので、国民が迷宮に移住してから最初の十数年はみんな歳をとったり子供を生んだりしてたっぽいです。 不老不死の呪縛がどのように発生したかはまだ明かされてないはず。

小ネタだけど幽体離脱させられたエオディオ(霊体)のセリフはよく見ると読めて、「なにしやがるこの●●●●!!はやくもとにもどせ!!」って言ってますね。


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